2024年7月19日
こんばんは歯科衛生士の山田です🙂
前回ジェルコートF・リペリオと唾液分泌機能のお話をしました。今回は第2弾として、ジェルコートFのフッ化物濃度についてお話します😊
★フッ化物の濃度が1450ppmFでも口腔内に残存するフッ化物の濃度にそれぞれ差がある事が分かりました。
再石灰化の促進・歯質強化・菌の働きを弱めるなどう蝕予防に効果を発揮するフッ化物。
既にドラッグストアなどにも1450ppmFの歯磨剤が沢山販売されていますね🌱
これら1450ppmFの歯磨剤を1つ1つ調査した結果、同じ1450ppmFの歯磨剤でも口腔内に残存するフッ化物イオン濃度に差が生まれることが分かりました。
フッ化物の効果は、口腔内でフッ化物イオンになることでフッ素は得られます。
逆にいえばイオン化しなければ効果が得られません。
口腔内にフッ化物イオンを長く留めることが、効果を得るためにはとても重要です。
そのイオン化効率を最大化したのがジェルコートFです✨️👏👏👏👏👏✨️❕
しかし、🤨どうしてお口の中でフッ化物イオン濃度にバラつきが生まれるのか❔🤨
その理由として2つの理由があります!
①フッ化物のイオン化が阻害される
実はフッ化物イオンは非常に不安定で、他の成分とすぐに拮抗してしまう性質があります。
歯磨剤の中に含まれる成分ではとりわけ研磨剤と反応しやすく、フッ化物のイオン化が阻害されてしまいます。
歯磨剤の中の成分同士で拮抗している可能性があります。
フッ化物のイオン化を妨げるリスクを徹底的に排除し、処方を組んだものが1450ppmFのジェルコートFです。
②フッ化物イオンが流れてしまう
物理的な問題で、歯面など口腔内に留まることなく、流れてしまっている可能性があげられます。
本調査の結果では、「ペーストだから流れやすい」や「ジェルだから流れやすい」など剤形の形状に起因する結果は得られませんでした。
ジェルコートFは同じ1450ppmFの歯磨剤と比較して最も高い濃度のフッ化物イオンを検出することに成功しました。
まとめ
ジェルコートFは口腔内でイオン化され1450ppmFという高い濃度を保ったまま口腔内で阻害される事なく留まる事ができるため、歯周病・う蝕予防に優れた歯磨剤なのです。
第3弾もお楽しみにꕤ︎︎·͜·

2024年7月19日
こんばんは、歯科衛生士の山田です🙂
本日は、なな歯科クリニックでもメンテの時のお掃除に使用しているコンクールのジェルコートF・リペリオのお話第1弾をしたいと思います😊
患者さんのメンテナンスの時に「今のスースーするの何ですか?」とスッキリ、気持ちが良いのか途中お声を掛けて下さる患者様もいらっしゃいます😄
コンクールのジェルコートFは爽快感があるのに、余計な成分を含まず低刺激、シンプルな処方で研磨剤が入っていないので、電動歯ブラシを使用している方にも安心して使用していただけます😌
⒈唾液分泌機能を阻害しないためにも発泡剤(ラウリル硫酸ナトリウム)は無配合✨️
唾液分泌機能…これが正常にはたらくことが、再石灰化における最適条件でもあります。
フッ化物による歯質強化・再石灰化のメカニズムは唾液中に含まれるカルシウムとリン酸の成分を介して反応が起こります。
唾液分泌機能が正常にはたらかなければ、細菌繁殖リスクの増大だけでなくフッ化物の恩恵も十分に得られなくなります。
①唾液分泌機能が低下するとう蝕・歯周病リスクが高まります。
自浄作用・抗菌作用が低下⇒細菌繁殖が促進されう蝕・歯周病リスクが高まります。
②唾液分泌機能が低下するとフッ化物の効果が激減する。
カルシウムとリン酸が少なくなり、フッ化物と十分に反応しない⇒再石灰化が促進されない。
多くの歯磨剤に含まれる発泡剤(ラウリル硫酸ナトリウム)は、口腔粘膜を保護する唾液成分「ムチン」を破壊し、ドライマウスを助長するともいわれています。
また乾燥した粘膜は上皮細胞の剥離を促し、アフタ性潰瘍を誘発するとも言われています。
口腔乾燥が見受けられる患者さんには、特に「発泡剤」に注意する必要がありますね。
またそのような発泡剤が含まれている歯磨剤を使用する事により、健康な口腔内をドライマウスにしてしまう危険性もあります。
歯磨剤を買う際には成分表記を1度見てみるのも🛒💭良いのかもしれません🥸
どうでしたか?
ジェルコートFの良さが1つ理解頂けたでしょうか?
ꕤ︎︎·͜·まだまだこのジェルコートF隠れた良さを沢山持っているので、ジェルコートF2・3も是非読んでみてくださいね(*˙︶˙*)ノ゙✨
注意としては、ジェルコートFは研磨剤が入っていないので、着色、ヤニ、ステイン等が着きやすい方には不向きです、ジェルコートFのみで口腔ケアをしてしまうと、着色は取れずずっと歯面に残ってしまいます、コンクールシリーズはそんな着色にも特化したケアー用品もありますので、そういう方はご相談くださいね😊

2024年7月1日
こんにちは🌞
岐阜市、各務原市、一宮市から近い岐南町にあるぎなんメディカルスクエア内
なな歯科クリニックスタッフの足立です👀
去年の冬から1番奥歯(7)まで保険で白い被せ物が入るようになったのを知っていますか?
従来は7番目の歯には保険では銀の被せ物しか選択肢がありませんでした、、、
ここ最近、7番目にも保険で白い被せ物が入れれるように変わりました!
下の歯だと大きな口で笑うと銀歯が見えて気になる、、恥ずかしい、、保険を使って白くしたいと言う患者さんが多くいらっしゃいました🥲
新しく7番目にも入るようになった素材の名前が【ピーク冠】と言います💡
メリットはやはり保険で奥歯まで白くできる点です!ただ、見た目は白くはなりますが、自費のセラミックなどに比べるとやはりデザインや見た目は劣ります。
また、臨床の現場でもこのピーク冠を入れている患者さんが少ないのと期間がまだ短いため、予後がよくわからないと言うところが実際あります😣(なな歯科クリニックでは現状外れたり、割れたという報告はありません)
なな歯科クリニックもピーク冠に対応しているためご要望があればピーク冠を被せることも可能です!!
今までは金属アレルギーの方は、アレルギー検査をしてからではないと保険の白い被せ物は適応になりませんでしたが、ピーク冠が登場してからはアレルギー検査関係なく、保険の白い被せ物が入れられるようになり喜ばれる患者さんもいらっしゃいました✨
気になる方は診察の際、先生または歯科衛生士までお問い合わせくださいね^_^

2024年6月28日
こんにちは(」・ω・)日本も梅雨入りとなり͛💠ジメジメ雨☔️が続いていますが、お口の調子はいかがでしょうか|・ω・*)?歯科衛生士の山田です。
今回は
短い周期での健診をお勧めの方
をテーマに話していきたいと思います😊
お口や体の状態などにより、定期健診を受ける周期は違う事、皆さんご存知ですか?
1ヶ月の方もいれば、2ヶ月、3ヶ月の方、お口の中の状況が良く、自分でお口の健康をコントロール出来ていれば半年に1回で大丈夫な方もいらっしゃいます😊✨️✨️
次のような方は短い周期での健診をお勧めします。
参考にしてみてくださいね😊
1.重度の歯周病
重度の歯周病は歯周ポケットが深く、自分でケアしにくいため病状が進行しやすくなります。
(꒪⌓꒪)💭歯周ポケットが深すぎて、、歯ブラシの毛先が届かない😭🪥💦
2.むし歯リスクが高い
歯の質が弱い、唾液が少ないなど、むし歯ができやすい方
💧( ∵)(∵ )💦💭歯の質が弱くて、、唾液の量も少ないし、、虫歯になりやすい歯🦷してるよね、、
3.歯石が付きやすい
歯石を放っておくと歯周病が進行してしまうリスクがあるので、こまめに歯石をとってもらう必要があります。
😈歯石は歯ブラシでは落とせません、歯科医院で定期的に取ってもらいましょう!
4.糖尿病
糖尿病にかかっていると、体の抵抗力が落ちて歯周病が進行しやすくなります。
5.タバコを吸う𓏸𓂂𓈒🚬
タバコを吸っている人は、歯周病になりやすく、治りにくく、歯周病が再発しやすくなります。
また、歯ぐきの腫れや出血など歯周病の症状に気づきにくいため、定期的にチェックを受けないと重症化してしまいます。
どうでしたか?|ω• `)!
どれか自分に当てはまる項目はあったでしょうか?
この項目が複数当てはまる方は、1ヶ月〰️2ヶ月の定期検診をお勧めします。ご自身の口腔ケアの状況を把握し、定期検診の周期がどれくらいなのかを理解する為にも1度歯科検診受けてみてください😊
お電話☎☏、アプリ予約での受付お待ちしております🙇♀️✨️

2024年6月21日
こんにちは🌞
岐阜市、各務原市から近い岐南町にある
なな歯科クリニック
スタッフの國枝です😊
今回は歯周病についてお話します🙌
歯周病🦷
歯を支える歯ぐき(歯肉)や骨(歯槽骨)が壊されていく病気👿
歯ぐき(歯肉)の内側は普段見ることは出来ませんが、歯の根の表面にあるセメント質と歯槽骨との間に歯根膜という線維が繋がっていて、歯が骨から抜け落ちないようにしっかりと支えられています
むし歯は歯そのものが壊されていく病気ですが、歯周病はこれらの組織が壊され、最後には歯が抜け落ちてしまう病気です💦
日々の生活習慣がこの病気になる危険性を高めることから、生活習慣病のひとつに数えられています😓
歯周病につながるお口のトラブル⚠️
・歯石
口の中の汚れや細菌が増殖すると歯垢が作られ、みがき残した歯垢は約2~3日で石灰化し、歯石となります。
歯石が一度ついてしまうと、歯みがきでは落とすことができず、歯ぐきの炎症などを引き起こします
・歯並び
歯並びが悪い部分は歯みがきが不十分になりやすく、みがき残しから歯垢がつきやすくなります
・口呼吸や歯ぎしり
口で呼吸することが癖になっていると歯垢ががたまりやすい乾燥した状態になります。歯ぎしりは歯や歯ぐきに強い力がかかり、炎症が起こりやすくなります
⚠️生活習慣
・ストレス ・喫煙 ・食生活
予防には正しい歯磨き、生活習慣の見直し、定期的な歯科健診などがあります。 歯周病の原因となる歯垢を取り除くためには、毎日の正しい歯磨きが大切です。自分で正しいと思っていても、うまく磨けていないことも、、、医療機関で正しい歯磨きの仕方の指導を受けてみるのもおすすめです🫶