大人と子どもの歯磨き粉の選び方🪄
こんにちは🌞
岐阜市、各務原市、一宮市から通いやすい岐南町にあるなな歯科クリニックスタッフの足立です🐾
歯みがき粉には「子ども用」「大人用」と分かれていますが、実はこの違い、フッ素(フッ化物)の濃度にあるんです。
フッ素は歯の表面を強くし、むし歯の原因となる酸から歯を守る大切な成分。
ただし、年齢によって安全に使える量と濃度が違うため、お子さんにはその発育段階に合わせたものを選ぶ必要があります。
【フッ素濃度と使用量について】
①乳歯が生え始めてから2歳 1000ppm
米粒大の量 【飲み込んでも大丈夫な量】
②3〜5歳 1000ppm
グリンピース大 【使用後は軽く一度ゆすぐ】
③6歳以上 1450ppm
約1cm 【永久歯が生えてきたら大人と同じ濃度】
💡 ポイント
- 子どもの誤飲を防ぐため、使用量は少なめに。
- 「フッ素入り」「低研磨」「泡立ち控えめ」タイプを選ぶと使いやすいです。
- 甘い味付きでもフッ素濃度を必ずチェック!
次に大人の歯みがき粉の選び方について🧑
大人になると、むし歯だけでなく「歯周病」「知覚過敏」「着色汚れ」など、お口の悩みが増えてきます。
そのため、大人用は目的別に選ぶのがポイントです。
【それぞれの悩みに対して効く成分まとめ】
・虫歯予防 フッ化ナトリウム1450ppm
・歯周病予防 IPMP.CPC.トラネキサム酸
・知覚過敏 硝酸カリウム.乳酸アルミニウム
・着色汚れ ポリリン酸Na.メタリン酸Na
・口臭予防 塩化亜鉛
歯磨き粉の成分表をチェックしてみましょう✅
💡 ポイント
- 夜は「高濃度フッ素タイプ」でむし歯予防
- 朝は「口臭ケア・ホワイトニングタイプ」などで使い分けるのもおすすめ
- 知覚過敏や詰め物が多い方は、研磨剤なしタイプが安心です
歯みがき粉は“お口の健康を守るお薬”のようなもの。
年齢とお口の状態に合ったタイプを選ぶことで、むし歯も歯周病もしっかり防ぎましょうね✨





